2025年8月24日
30~40歳代の方が保育園児や小学生のお子様を連れて受診されます。あるいは50~60歳代の方が孫を連れて受診されます。いつもの咳止めや解熱剤の効果がなく、咳が増えて、解熱しにくいので、本当に風邪だろうかと心配されて受診されたようです。検査の結果、肺炎と診断されましたお子様をしばしば経験します。マイコプラズマ肺炎と細菌性肺炎では血液検査や画像検査の所見がやや異なります。当然、治療内容もやや異なります。通常の風邪薬の効果がみられない場合には肺炎の合併にご注意いただきたく存じます。