12月5日以降、急速に冬本番の寒さが到来しています。最近2週間に当院を受診された患者さんの感染症の内容を検討しました。
インフルエンA型もしくはインフルエンの疑いが最も多いですが、感染性胃腸炎もほぼ同数です。溶連菌感染症やはやり目(流行性角結膜炎)の方も散見されます。インフルエンは予防策にワクチンがありますが、他はワクチンがありませんので、発症後に早期受診・早期治療が肝要です。年末年始は外出の機会が多く、感染症に罹患しやすい時期です。予防の基本は手洗い、うがい、マスク着用です。お元気に年末年始をお過ごしください。